【守谷・塾・桜ゼミナール】常識を変えろ！

通知表が返ってきてますね。今回かなり上がった人達に共通しているのは、「自分の中の常識を変えた」ということです。

私は生徒に何度も、「自分の中の常識を変えた方がいい」という話をしています。例えば定期テストで400点以上450点未満の生徒には、「自分が5教科でオール5取るのは難しいと思ってるかもしれないけど、全然そんなことないからね。自分の中の常識を変えた方がいいよ。オール5は狙えば取れるから。本当に皆なら取れるから、ちょっと意識してやってみてよ」みたいな話を何度かしています。もちろん具体的なやり方も話をします。すると、面白いくらい何人かは本当に5教科オール5を取ってきます。これまでの自分の中の常識が変わった瞬間です。この経験はとても大事だと思っています。ついつい生きていると自分の中の考えに凝り固まってしまって、「自分はこれくらい」と思い込んでしまう人が多いです。私から言わせれば、「過小評価」してもったいないなという感じです。だってこんな感じで本当に変わる人もいるからです。もちろん全員ではありません。ただ、多くの生徒が自分の中の常識を変えていっているのではないかと思っています。

また、生徒によく、「定期テストの1週間前には学校ワークを終わらせるのを常識にした方がいいよ」という話をします。すると何人かは、「いやいやそれは無理っしょ」みたいな顔をしています。私はその表情を見て、「そもそも400点以上取っている人はテストの1週間前には学校ワーク終わらせてるからね。人に言わないだけだよ。だからもし400点以上を狙うのであれば、テストの1週間前に学校ワークが一通り終わっている状態にしといた方がいいよ。自分の中の常識を変えなきゃ」みたいな話をしています。すると何人かは本当にテストの1週間前に学校ワークを終わらせるようになります。当然結果も出やすくなります。

これって意外と人に言われないと気付かないものなのです。それも第三者の人に言われた方が気付きやすいです。親よりも素直に耳を傾けてくれるからです。そしてそれが本当に常識であるということを伝え続けることも重要です。私はテストが近づくと必ず、「学校ワークもう終わった？」という話をします。ここでも、「学校ワークはテストの1週間前には終わらせようね。自分の中の常識を変えよう」と同じ話をします。生徒からすれば、「また言ってなるな」と思うかもしれませんが、1度言っただけで伝わるほど指導は簡単ではありません。繰り返しタイミングを見て言う必要があります。すぐに変わる人もいれば、半年・1年してようやく変わる人もいます。多くはすぐ変わっている印象です。でも、私がこういう話をするのは、本当にほんのちょっとのきっかけや努力で変わる生徒をたくさん見てきたからです。それがいつかは正直読めません。唐突に突然変わる生徒もいます。でもそれは、言い続けてきたからだと思っています。なるべく相手の心の琴線に触れるような言葉を選んで話しているつもりです。言葉ってとても重要だと思います。生徒の可能性を信じているからできることだと思っています。塾の先生の中には、「この生徒の実力はこれくらい」とすぐ判断してしまう人も少なくないです。そしてその多くは間違っていると思っています。なぜなら、これだけずっと高校受験を中心にやってきた私でも、生徒がどこまで伸びるか読めない時があるからです。大事なのは可能性を信じること。その根拠を探すこと。そして適切なアドバイス・指導をすること。

良い指導者は可能性を信じて、その生徒ができる根拠を探します。悪い指導者は勝手な憶測で生徒の可能性を潰してしまいます。私自身もそうですが、これまで培ってきた経験が全てではありません。時代は変わります。変わらないものもありますが、変わっているものもあります。これまでの経験だけで今後も指導できるほど甘くはないと思っています。私自身がこれまでの常識を変え、「何が本当に正しいのか？何が真実なのか？」を追求していく必要があります。生徒にも同様の話をしています。「それは真実なのか？」と。生徒の中の常識を良い意味で変えられるよう、今後も指導していきます。ご一読頂きましてありがとうございました。

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